|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ブナ : [ぶな] 【名詞】 1. beech 2. fagus crenata, (n) beech/fagus crenata ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
アブナー・リード (USS Abner Read, DD-526) は、アメリカ海軍の駆逐艦。フレッチャー級駆逐艦の1隻。艦名は南北戦争で活躍し戦死した中佐にちなむ。 ==艦歴== ===1943=== アブナー・リードはサンフランシスコのベスレヘム・スチールで1941年10月30日に起工し、1942年8月18日にジョン・W・ゲーツ夫人によって進水。艦長T・ブロワーズ中佐の指揮の下1943年2月5日に就役する。 就役後、アブナー・リードはカリフォルニア水域での慣熟訓練を終えたのち、4月に第51.2任務群に編入されてアリューシャン方面の戦いに加わる。5月4日からアッツ島近海で哨戒を開始し、アッツ島の戦い初日の11日にはを掩護して艦砲射撃を行う。5月16日にもアッツ島を砲撃したのち戦場から離れ、5月31日にサンディエゴに帰投した。 サンフランシスコの乾ドックで二週間整備を行ったあと、アブナー・リードは6月14日に出港してアダック島に向かう。第16任務部隊に編入され、7月22日には第16.22任務群の一艦としてキスカ島へ激しい艦砲射撃を行った。8月12日から15日にかけてはコテージ作戦に参加し、再度キスカ島を砲撃。しかし、8月17日になって日本軍がキスカ島から撤退していたことが判明した。その夜、アブナー・リードは念のためにキスカ島近海で哨戒していたが、8月18日1時50分ごろに触雷した。当初は爆発が起こっても原因が分からなかったが、ほどなくして機雷が原因であると判明した。アブナー・リードの艦尾は切り裂かれて煙を発し、後部居住区画の乗組員は煙に苦しんだ。また、暗闇の中で何名かの乗組員がデッキ上の燃料タンクの穴に転落し、艦尾は深く沈み始めた。煙にまかれた乗組員も、水で意識を取り戻して事なきを得た。戦死および行方不明47名、負傷者70名を出して後部を深く沈めたアブナー・リードは艦隊曳船ウーテ (''USS Ute, AT-76'') に曳航され3時55分に航行を開始し、で応急修理が行われた。次いで、アブナー・リードはウーテから曳航を引き継いだ曳船 (''USS Oriole, AT-136'') によってアラスカ各地の港に立ち寄って修理を続けながら南下し、10月7日にワシントン州ブレマートンに到着してピュージェット・サウンド海軍工廠で大規模な修理作業に入った。12月21日には修理は終わり、訓練と試験を行った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アブナー・リード (DD-526)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|